賃貸住宅管理業者登録票のテンプレートはある?記載例や作成時のポイントを解説
賃貸住宅管理業者として登録を受けた事業者は、営業所や事務所ごとに「賃貸住宅管理業者登録票」を見やすい場所へ掲示する必要があります。なお、賃貸住宅管理業法 第19条(標識の掲示)では、『賃貸住宅管理業者は、その営業所又は事務所ごとに、公衆の見やすい場所に、国土交通省令で定める標識を掲げなければならない。』と定められています。しかし、「テンプレートはあるの?」「どのような内容を記載すればよいの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、賃貸住宅管理業者登録票のテンプレートの有無をはじめ、記載例や記載すべき項目、作成時のポイントをわかりやすく解説します。これから登録票を準備する方は、ぜひ参考にしてください。
賃貸住宅管理業者登録票のテンプレートはある?
賃貸住宅管理業者登録票を準備する際に、「テンプレートを利用して作成したい」と考える方も多いでしょう。しかし、法定掲示物であるため、記載内容や見やすさには十分配慮する必要があります。
ここでは、テンプレートの有無や自作の可否、利用する際の注意点について解説します。
賃貸住宅管理業者登録票の公式テンプレートはある?
現在、国土交通省が印刷用の公式テンプレートを配布しているわけではありません。そのため、インターネット上で公開されているテンプレートや、Word・Excelなどを使って制作する方法が一般的です。
ただし、テンプレートを利用する場合でも、賃貸住宅管理業法で定められた記載事項を正しく反映することが重要です。古い様式や記載漏れがあるテンプレートを使用すると、掲示内容に不備が生じる可能性があるため、最新の法令や登録情報を確認したうえで作成しましょう。
テンプレートを使って自作することは可能
賃貸住宅管理業者登録票は、必要事項を満たしていれば、WordやExcelなどでも制作できます。会社名や登録番号、有効期間などの情報を入力し、印刷して掲示する方法を選ぶ事業者もあります。
ただし、自作する場合は、文字サイズが小さすぎないか、離れた場所からでも見やすいレイアウトになっているかを確認することが大切です。また、紙に印刷しただけでは破損や色あせが起こりやすいため、ラミネート加工を施すなど、耐久性にも配慮しましょう。
長期間掲示するなら市販品の利用がおすすめ
登録票は営業所や事務所に継続して掲示するものです。そのため、耐久性や見栄えを重視するなら、市販品を利用する方法がおすすめです。
アクリルやアルミ複合板、ステンレスなどの素材を使用した登録票は、紙製に比べて傷や汚れに強く、長期間きれいな状態を保ちやすいというメリットがあります。また、印刷品質が高く、法定掲示物として信頼感のある印象を与えられる点も魅力です。
会社名や登録番号などを反映したオーダーメイドの商品を選べば、デザインやレイアウトを一から作成する手間も省けるため、スムーズに登録票を準備できます。
賃貸住宅管理業者登録票の記載例
賃貸住宅管理業者登録票を作成する際は、法律で定められた事項を正しく記載することが重要です。しかし、「どのような内容を書けばよいのかわからない」「記載例を参考にしたい」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、賃貸住宅管理業者登録票の記載例を紹介するとともに、記載が必要な項目や作成時の注意点について解説します。
賃貸住宅管理業者登録票の記載例
賃貸住宅管理業者登録票には、法律で定められた事項を記載する必要があります。一般的な記載例は、以下のとおりです。
項目 | 記載例 |
商号または名称 | 株式会社○○ |
代表者の氏名 | 代表取締役 ○○ ○○ |
登録番号 | 国土交通大臣(1)第1234号 |
登録年月日 | 令和○年○月○日 |
登録の有効期間 | 令和○年○月○日~令和○年○月○日 |
実際に作成する際は、自社の登録内容と一致しているかを必ず確認しましょう。また、登録内容に変更があった場合は、速やかに登録票の内容も更新する必要があります。
記載内容に誤りや漏れがないか確認する
登録票は、利用者へ事業者情報を示す法定掲示物です。そのため、登録番号や有効期間、商号などに誤りがあると、誤解を招くおそれがあります。
テンプレートを利用する場合は、サンプルの情報が残ったままになっていないか、登録番号や日付を正しく入力しているかを確認しましょう。作成後は複数人でチェックすると、入力ミスや記載漏れを防ぎやすくなります。
見やすく読みやすいレイアウトを心がける
登録票は、営業所や事務所の見やすい場所へ掲示することが求められます。そのため、内容だけでなく、視認性にも配慮することが大切です。
文字サイズを十分に確保し、項目ごとに整理されたレイアウトにすることで、来訪者が必要な情報を確認しやすくなります。また、アクリルやアルミ複合板などの耐久性に優れた素材を選べば、長期間にわたって見やすい状態を維持しやすくなるでしょう。
賃貸住宅管理業者登録票を作成するときのポイント
賃貸住宅管理業者登録票は、必要事項を記載するだけでなく、法令に沿った内容や見やすさ、耐久性にも配慮して作成することが大切です。内容に誤りがあると修正が必要になるだけでなく、来訪者に正しい情報を伝えられない可能性もあります。
ここでは、賃貸住宅管理業者登録票を作成する際に押さえておきたい3つのポイントを解説します。
法令で定められた記載事項を正確に記載する
登録票を作成する際は、商号または名称、代表者氏名、登録番号、有効期間など、法令で定められた事項を漏れなく記載することが重要です。
特に、登録番号や有効期間を誤って記載すると、後から作り直しが必要になる場合があります。テンプレートを利用する場合も、そのまま使用するのではなく、自社の登録内容に合わせて正しく入力しましょう。また、登録内容に変更があった場合は、速やかに登録票の内容も更新することが大切です。
見やすいデザインとレイアウトを意識する
賃貸住宅管理業者登録票は、営業所や事務所の見やすい場所に掲示する法定掲示物です。そのため、来訪者が内容を確認しやすいレイアウトにすることが求められます。
文字サイズが小さすぎたり、情報を詰め込みすぎたりすると視認性が低下します。項目ごとに余白を設け、読みやすい書体や文字サイズを採用することで、見やすい登録票に仕上がるでしょう。
設置場所に合わせて耐久性の高い素材を選ぶ
登録票は長期間掲示するため、素材選びも重要なポイントです。紙に印刷しただけでは、汚れや色あせ、水濡れなどによって劣化しやすくなります。
長くきれいな状態を維持したい場合は、アクリルやアルミ複合板、ステンレスなどの耐久性に優れた素材がおすすめです。また、オーダーメイドの登録票を選べば、会社情報を反映した高品質な仕上がりになり、事務所の印象向上にもつながります。
まとめ
賃貸住宅管理業者登録票は、営業所や事務所に掲示が求められる法定掲示物です。テンプレートを利用して自作することも可能ですが、法令で定められた記載事項を正確に反映し、見やすいレイアウトで作成することが重要です。また、登録内容に変更があった場合は、速やかに登録票の内容も更新しましょう。
長期間掲示することを考えると、耐久性や見栄えに優れたアクリルやアルミ複合板、ステンレス製の登録票を選ぶことで、きれいな状態を維持しやすくなります。オーダーメイドの商品であれば、会社情報を反映した高品質な登録票を手間なく準備できる点も魅力です。
株式会社しるし堂では、賃貸住宅管理業者登録票をはじめとした各種法定看板を取り扱っています。豊富な素材やデザインから選べるほか、会社情報に合わせたオーダーメイドにも対応しています。耐久性とデザイン性を兼ね備えた登録票をお探しの方は、ぜひ株式会社しるし堂の商品をご検討ください。

記事監修:片山正吾
■株式会社しるし堂(法定看板堂運営)代表取締役
堺商工会議所会員
■行政書士片山法務事務所/行政書士
日本行政書士連合会(登録番号第11332125号)
岡山県行政書士会(会員番号第2089号)
出入国在留管理局申請取次行政書士(行-202025200028)
中小企業庁認定経営革新等支援機関(ID:107633000814)
■片山不動産事務所/宅地建物取引士
岡山県知事免許(第005976号)
公益社団法人全国宅地建物取引業協会
公益社団法人岡山県宅地建物取引業協会
行政書士としての専門知識を活かし、各種法令に準拠した高品質な法定看板の製造・販売を行う。「日本全国を法定看板堂の看板で埋めつくす」を目標に、企業の信頼を支える看板づくりと法務サポートを展開中。
運営サイト:法定看板堂